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高宮通りこさかデンタルクリニックまで

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皆さんこんにちは。
福岡市南区の【高宮通りこさかデンタルクリニック】です。

「口臭」と聞くと、ニンニクなどの香りの強い野菜をたくさん使った料理を食べた後や、お酒を摂取したときに発生するもの……をまず一番に思い起こすかもしれませんね。こうした食べ物由来の口臭は時間が経てば消えていきます。 ところが、人によっては口臭が常態化している方がいらっしゃいます。このような口臭はもしかしたら歯周病が原因かもしれません。

歯周病になると口臭が発生する理由

歯周病になると口臭が徐々に強くなることが知られています。それは歯周病の進行具合と大きく関係しています。 歯周病は歯ぐきの炎症からはじまり、やがて歯と歯ぐきの境目に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができます。ポケットに歯垢が溜まるとその中に歯周病菌が大量に繁殖し、口臭の元になるガス(揮発性硫黄化合物)が発生します。 さらに歯周病が進行すると、常に炎症状態の歯ぐきからは血や膿が出続けますが、これらのニオイが先ほどのガスと合わさってさらに強烈な口臭へと変化します。

歯周病治療とともに、毎日のケアで口臭を防ぎましょう

口臭は自分では気づきにくいため、他人に指摘されて初めて気付く人が多いものです。
もし、歯周病の症状がみられる場合は、歯周病の治療と並行して、
以下のことに注意して口臭改善のために口臭ケアも始めましょう。

1. 食事後はもちろん、就寝前や起床時にも歯磨きを。就寝中は唾液の分泌量が減ります。
      唾液には細菌の繁殖を抑える作用があります。
      朝、起きた時に口の中がネバネバする感じがあれば、それは細菌の仕業。
      そこで、就寝前や起床時にもきちんと歯磨きを行いましょう。

2. 食事の時はよく噛んで 。
      噛む回数が増えると唾液の分泌が促され、口臭予防につながります。

3.歯周病による口臭の原因は、細菌が繁殖する歯垢。
      歯と歯のすき間に溜まった歯垢は歯ブラシだけでは取り除けないので、
      デンタルフロスや歯間ブラシを活用しましょう。

4.舌の上に白い苔のようなもの(舌苔)があると、それもニオイの原因となります。
      歯磨きのついでに舌の上も磨きましょう

5.口呼吸に気づいたら、鼻呼吸にしましょう。
      口呼吸によってお口の中が乾燥するとニオイの原因になります。

6.マウスウォッシュやマウススプレーを使う。
      一時的な対策やエチケットとして、外出先などで使用するのもよいでしょう。

まとめ

歯周病が原因の口臭を根本的に改善する方法は、やはり歯周病を治療することが必要です。歯周病治療では歯垢や歯石を徹底的に除去し、歯ぐきの炎症を抑えます。結果、口臭も改善されていきます。 もし口臭が気になる場合は、一度、歯周病のチェックも兼ねて当院までご相談ください。